仮想通貨ネオ(NEO)とは?特徴、チャートや今後の見通しまで解説します

Antshares(アントシェアーズ)という通貨が2017年6月にNEOという名前に変えた途端価格が急上昇しました。ネーミングの強さでしょうか、確かにアントシェアーズはイマイチイメージが沸きませんがネオなら新しそうなイメージが伝わりますよね。ここではその仮想通貨ネオ(NEO)をご紹介します。

ネオ(NEO)の概要

通貨名 ネオ(NEO)
発行上限 1億枚(想定)
国内取引所 なし
国外取引所 バイナンス
Bittrex(ビットトレックス)等
ホームページ https://neo.org
Twitter

中国版イーサリアムNEO

NEOはデジタル資産、デジタルのID、そしてスマートコントラクトの機能を備えたプロジェクトになり、資産である通貨はその一部に過ぎません。ネオは本質的にはDappsの覇権を目指すプロジェクトといって差し支え無いでしょう。このことからイーサリアムの中国版という言われ方もあるみたいですが、厳密にはイーサリアムのライバルという位置づけです。

ネオのプロジェクトは簡単に説明するとゲームから宅配便まであらゆるユースケースがネオプラットフォームで行えるようにするという事です。

ネオの根拠地である中国は政府の力が強く海外のサービスなどを締め出す傾向があります。そのためgoogleやfacebook、twitterなどは使用できません。これは仮想通貨も例外ではなく、管理出来無いビットコインや匿名性の高い通貨などは快く思っていないはずです。特にイーサリアムは先日のアップデートで匿名性の機能を有したこともあり気をつけたいと考えているはずです。そこで台頭するのがイーサリアムのライバルであり、似た機能を持つネオになります。

中国はペーパーレス社会を推進していることもあり、あらゆる契約が紙いらずでデータとして保存できるスマートコントラクトのような仕組みは広く普及させ活用させたいと考えているはずです。であればイーサリアムでもいいじゃないかと思われるのですが、イーサリアムはそもそもがイーサリアム財団のものですし、そもそもヴィタリック氏の思惑からも非中央集権化をひたすら邁進しており、中央政府からすれば好ましくありません。

一説ではそのためにネオを作りだしたという都市伝説もありますが、いずれにせよブロックチェーン技術を活用したい政府にとって自国がメインとなっているプロジェクトであるネオは非常に魅力的な存在だと言えるでしょう。

NEOプラットフォームで開発されているプロジェクト

以下がNEOのDappsになります。現時点では流通していない物も掲載しています。

ネオベースの代表的な分散型アプリ(Dapps)
通貨名 特徴
NEX 分散型取引所
Moonlight リクルーティング
Red Pulse リサーチ
AdEx 分散型の広告交換プラットフォーム
Zeepin クリエイティブの流通
Qlink p2pのwifi
Chain Line ピアツーピア宅配便プラットフォーム
Phantasma コンテンツ管理型プラットフォーム
Switcheo 分散型取引所
THEKEY ビッグデータと地方自治体のID検証
Narrative コンテンツネットワーク

NEOのコンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムというのは管理者が不在でP2Pで取引が行われているブロックチェーンでは、誰が誰に何時、幾ら送金したのか等、取引を正しく記録する必要がありそのためにネットワーク参加者の全員が記録内容について合意を得る必要があります。この合意を取る方法・手段の事をコンセンサスアルゴリズムと呼びます。

NEOはビットコインのようにPow(一番ワークした人)や定期的な期間で保持した人に報酬が与えられるPosというアルゴリズムではなく、dBFT(delegated Byzantine Fault Tolerance)というコンセンサスアルゴリズムを取ります。この仕組みはややこしいのですが、ざっくり言うと投票によって報酬を得る対象者が選出される仕組みです(だいぶ端折りましたが・・)。これにより、巨大な演算能力を抱える物理的支配者であるマイナーではなく、かといって初期段階からトークンを大量に保有している人でもなく、富を受ける権利が公平になります。この仕組みはDASHも似た形を取り入れています。

厳密にはそこまで公平かというと意見は分かれるところではありますが、仕組みとして存在するという点は大きく一定の圧力がかかる事で好き勝手にされる危険性が軽減します。またこれにより独自の取り組みが行いやすくなりDappsの開発にも良い影響があると思います。

NEOGASとは

ネオには通貨としてのネオとNeoGasと呼ばれる通貨が存在します。NEOGASはマイニングが行われたときのマイナーへの報酬として渡されます。このためマイナーがネオを大量に保有し売り続けるという事が無いと言えます。これビットコインだったらなあと思いますね笑

ちなみにこのネオガスはネオプラットフォームで動かせるネオトゥーザムーンというゲームを攻略するともらえたりします。ゲーマーの方は一攫千金のチャンスではないでしょうか。

またネオを保有することで定期的にネオガスがエアドロップとして配布されます。GAS自体結構いい金額がついてますのでエアドロップはかなり嬉しい機能ですね。ネオの強さはこういうところにもあるかと思います。基本的には公式のNEONウォレットに保管していれば間違いありませんが、バイナンスなどの取引所に預けていても配布は勝手にされます。ネオ気絶投資法、ありですよ。

NEOのチャート・価格について

ネオは2017年に価格を大幅に上昇させた通貨の一つに挙げられています。また、背景にある中国市場がこの通貨は大きいと思います。例えば中国は現在規制されていますが、再開の煙は燻り続けておりこれに火がついた場合はイーサリアムを追い抜かす可能性も否定できません。また中国では出来ませんがネオを機軸としたICOも着実に増えていますし、今後も増えていくと思います。ICOは強烈な買いを生み出しますので価格も上げていく要素につながります。

また、ネオベースのプロジェクトの一つ「neonexchange」は今後普及していくと見られる分散型取引所の有望株の一つになり、2018年度中に注目されているICOの一つです。バイナンスが分散型取引所の開設を目指すのもこれが一因とされるくらいに脅威を見せており、覇権を握るような事があれば、親分であるネオの存在感は増し、価格も上昇するとみられています。

ネオの今後

ネオに関しては、今後AIの未来予測でもプッシュされている通り上昇するものと思われます。ただしそこには条件があって中国政府が仮想通貨をどのように考えるかによって左右されます。もし積極的に覇権を取りに来た場合、自国で作成・運営するといった方法も考えられますが、仮想通貨はそもそもが非常にオープンな代物ですので少し疑問が残ります。どちらかと言えば、ビットコインキャッシュなどの傀儡を上手く利用すると思われます。その際にはもちろんネオも猛烈にプッシュする事は間違いありません。

しかし一方では現状がそうなように規制をより強めた場合は一気に冷え込む可能性も否定できません。ただし、そもそも持っているネオ経済圏構想は着実に進んでいますし、モジュールも着々と出来つつありますので、個人的見解ですが管理下において推進していくと思っています。なので、もし政府がバックアップして推進した場合は現状の金額では収まりきらないと思います。そんな仕込み時(?)なネオですが残念ながら日本の取引所では現在購入できませんのでバイナンスやクーコインなど海外の取引所で買う必要があります。

ネオの進捗状況

2018年6月

NEOは今後Neo3.0と銘打ってプロダクトの進化を進める事を発表しています。中でも以下の点を改善していくとのことです。
①TPS(Transactions Per Second)処理速度の向上
②プロトコル・スマートコントラクト
③インターオペラビリティの改善

また、これからの戦略としてオントロジーのように企業向けの展開を強化する意向があるとの事です。

昨年に比べ活発な値動きはありませんが、少なからずDappsの開発も生まれていますし、開発は進んでいる模様です。

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